ケイビングとは、つまり、洞窟探検のことです。日本では、まだまだマイナーでなんとなく危険、危なそうというイメージが先行していますが、欧米ではアウトドアスポーツとして認知されています。

　日本には数多くの洞窟が発見されており、観光用に整備された観光洞と、未整備で自然のままの姿を留めた洞窟があります。未整備の洞窟は、人が一人ぎりぎり通れるような狭い場所や、崖のような斜面も存在し、特に竪穴の場合にはSRT(Single Rope Technique)やラダー技術が必要なこともあります。

　個人装備としては、つなぎ・ヘルメット・ヘッドライト・洞内用ブーツ・軍手を必要とし、洞窟によってはジャージやウインドブレーカーをつなぎの中に着込み入洞することもあります。