2月11日~2月16日に岩手県上有住で合宿を行いました!
Tくん
内間木の氷筍祭りからの上有住。宿舎を出てまず龍泉洞に観光へ。初めて行ったが、地底湖の規模が非常に大きくて印象的だった。その後、滝観洞観光センターへひたすら移動。16時頃に到着。隊員を降ろし、そのまま盛岡へレンタカーを返却に。結局、滝観洞観光センターに戻ってきたのは22時半過ぎだった。疲れた。
活動初日は「迷路」、「逆エイリアン」。去年の5月に「逆エイリアン」から「迷路」に接続するルートを確認したので、その再確認をしたかった。接続する狭い箇所の形状だけ覚えていたけど、ルートはさっぱり覚えていない。迷路の達人Hが狭い「バカ」に行こうと言うので内心いやいや行く。「バカ」の手前の箇所に見覚え有り。「逆エイリアン」への接続部に似ている気がするけど、達人Hによると「バカ」の先は行けないらしい。まあ、行けるところまで行くか。隊員五名のうち達人Hを除く四名は「バカ」の狭道部を突破。じーっと待つが、来ない。やはり詰まったか。待機しているから先に進んで、と言われ進む。結局、「逆エイリアン」に接続していた。それを確認し、「バカ」に戻る。驚いたことに詰まっていたはずのHは実は詰まってなどおらず、フリをしていたのだ。なんてこった。更に、Mから驚くべき話を聞かされる。Hはなかなか起きないのだが、女子が肩をたたいて起こそうとしたときに目を開けることで女子と目を合わせようとしている、というのだ。なんてこった。なんて奴だ。これであだ名が決まった。テクニシャンHだ。なんか、テクニシャンとHって・・・。
↑テクニシャンH(またの名をセクハラ太郎)
出洞した後は雪滑り。今年は積雪が少なくてスピードに欠けるものの、楽しい。
そういえば、もう一つの班で事件があったらしい。人間としての尊厳を失ったとかなんとか・・・。
二日目は「シンフォニー」。SRTだ!ま、10m程度だが。降りてみると本当にシンフォニー!反響がすごい。しかも生成物が白蓮洞の中では綺麗なほう。お昼ご飯を食べて登り返し。順番待ちの間、疲れていたのかずっと叫んでいた。反響が楽しくてしょうがない。登った後は、トイレへ一旦出洞。そして「最北端」へ。スーパーケイバ―Sが確認したい箇所があるらしい。しかもSRT。重いタックルを持って帰ってくるのを陰鬱に思いつつ、狭道を降りていく。問題の箇所でリギングしてスーパーケイバ―Sが降りる。でも、何にもない。マジですか。10kgは優に超えるタックルをもって戻る。最後なんか泣きそうでした。
三日目は「逆エイリアン」と「新開地」。実は「逆エイリアン」は一回しか行ったことがなく、道が分からないので行きたかった。この日は特筆することはない。強いていえば、後輩と交流が出来たということか。
四日目は測量練習。旧観光洞部分で行った。測量が初めての一年生ばかりであった。ちゃんと教育しないと。
五日目は測量練習をして宿舎清掃、撤収。
Hくん
6時に到着した盛岡。-10℃に達しており外をぶらぶらするには寒いので、ゆっくり朝食を頂きながら8時を待つ。前幹事長と現幹事長と3人でゆっくりレンタカー屋に向かうと、すでに後輩達が待っていた。重役出勤も良いところだ。レンタカーを借りて内間木へ向かうが、毎回の如く盛岡市内を抜け出すのに失敗する。今回は30分ロスしてしまった。沼宮内までは雪も積もっていないが、右折し山道に入ると様相は一変する。ガチガチに凍り、10%以上の急坂、急カーブ。運転している人は気の毒である。助手席でヒヤヒヤしていたが、後ろの後輩ちゃん2人は呑気に写真を撮っている。
内間木に到着し挨拶も済ませたところで、早速入洞。昨年も内間木には来たが、「新失せ水洞」の測量があり入洞出来なかったので、初めての「内間木洞」入洞である。測図などは見ているのでおおよその中身は知っているが、やはり入ってみないと分からないものである。狭路がほとんど無く、スケールも大きい。至る所で水流による侵食痕が見られた。数ヶ月振り・一年振りにお会いした社会人、他大学の方達とも色々お話出来たので良い機会となった。しかし、社会人に色々いじられるのはどうにかならないだろうか笑。
移動日である11日を挟んで、12日からは上有住で活動。初日はいつも通り迷路に行く。冬は気温が低く、コウモリが少ないので快適である。支洞に突っ込んで時間を潰しながら、皆が道を覚えるように進む。新々洞口から抜け出すと雪の積もった急斜面になっているので、全力で滑り台を楽しむ。そして、下の道に着いたら相撲。雪があるのを良い事に無茶し放題である。
次の日は逆エイリアンに行った。夏は一回しか行けず道を覚えられなかったので、主洞を中心に見て回る。奈落・魔人ブーと自分にとって2箇所の難所があるが、あまり時間をかけずに通過する事が出来た。後輩に「男子だけの班だと真面目ですね」と言われたが、何のことやら?
3日目は第三洞。ぶっちゃけ、測図を見れば間違えない分かりやすい洞窟。立体交差がそこそこあり、一部記載されていない箇所もある。今回も測図に記載されていないホール上部を探索すると、思ったより奥まで続いていた。広いホールが多く測量しやすいので、再測量してみるのも良いと思う。冬なので水位が下がって奥まで進む事が出来たが、昨年と進める範囲は変わらなかった。水が溜まる場所は変わらないようであるので、これ以上の拡張は厳しいと思われる。
とその前に、白蓮洞の旧主洞を探索していた。観光洞口の上を見上げると3箇所開口している。この2年間行った人は居ないので、新洞気分で探検する。2つはある程度進んだ所で行き止まりとなっているが、1つは白蓮洞に続いていた。久しく入った形跡も無いので、普段は誰も行かないのだろう。
15日は白蓮洞で測量訓練をした。と言っても、自分は特に習う事が無いので撮影係をしていた。自分は新洞をどんどん見つけていくので、後輩達は測量して成果を残してほしいものである。そうすれば自分が測量する必要も無くなるし。
16日は宿舎の片付けをしながら、まったりと過ごした。長いようで短かった1週間の合宿であったが、常に新発見があるものである。初めての洞窟・初めての運転・いつも行かない洞口。そして、社会人が大勢来る内間木。暫く岩手に行く機会はないが、今回の合宿を機に頭を一度リセットしてから、次の調査に臨みたいと思う。
Yくん
去年の夏以来の上有住合宿で不安もありましたが、楽しめました!
1日目
朝食は7時半に食べてそのあと準備しました。洞窟には9時にSさんと他大のKさんとBさん、Hくんと僕で最北端に行きました。夏は難易度的に行けなかったので今回が初めてでした。行きで入った時にはあまり難しいと感じず、少し狭いかな?と思う程度でした。その後、少し道が分かれているところがあり、いくつかアタックしましたが、どこも行き止まりでした。そして正規ルートで進んでいき、ほふくするところなど超えてゆき、神々の間にとうちゃこしました。(「とうちゃこ」というのは「到着」の代わりに今回できた造語です笑)神々の間は結構白くて見応えがありました。その後、下に降って「便所」と呼ばれるところなどを見ました。そして「便所」にいると、なんと電車の音が聞こえるのです!最北端はJR釜石線の線路の下にあり、「ガタンゴトン」という音が聞こえるのです。
これには僕もびっくりしました。その後近くを探検し、帰路につきました。帰りは行きよりも大変で苦労しました。行きはスルスルと進んでいけた場所も帰りは体がつかえたりして思い通りに進めませんでした。そして疲労していたので体が動かず、ゆっくりと帰りました。僕が一番後ろだったのですが、僕のせいで帰りが遅くなってしまったことをここでお詫び申し上げます。そのあとは計画では逆エイリアンに行く予定だったのですが、疲労などを鑑みて宿舎に戻りました。そして宿舎で休みました。僕はトランプを持ってきていたのでトランプをやりながらお風呂を待っていました。そして、なんと1日目の夕食はカレーでした!待ちに待っていたカレー、久しぶりに食べるカレーは最高でした。そのあとはミーティングやおしゃべりをしながら親睦を深めました。
2日目
朝、昨日同様朝食を7時半に食べました。そのあとは準備などなんやかんやあって9時半過ぎに入洞しました。この日はHさん、Mさん、Hくん、S、僕で逆エイリアンに行きました。逆エイリアンでは初めてCLを任されました。自分でなんでも決めていいとは言われたものの優柔不断で決められない性格なので先輩方に手伝ってもらいながらなんとかやりきりました。夏ぶり2回目の逆エイリアンだったので道には不安がありました。しかし意外と覚えていてスラスラと洞口までいけたと思います。最初、奈落を登りました。夏は紐が垂れていても大変だったのですが、今回の合宿では奈落の上までなんの迷いも怖いなどの気持ちもなくいけました。これも自分が成長している証だと思います。これまで色々な洞窟に入ってさまざまな経験をしてきた結果だと思います。これからも上達できるようにがんばろ!とモチベーションが上がりました。そして難なく奈落をクリアしました。奈落の上はシンフォニーの穴に通づるところがあり、いつかはSRTをできるようになっていきたいなーと奮い立ちました。これからSRTを頑張ろうと思いました。その先にはエイリアンの卵?があり、逆エイリアンの入り口の目印となっています。この先は狭路がありましたが難なく進め、夏で一番苦戦した回転チムニーにとうちゃこしました。夏の嫌な記憶が残っていましたが、吹っ切れて恐れずに進んでいくと意外といけました。夏の苦労はなんだったのだ!と思うと同時に自分の上達を快く思う自分もいました笑。その後のホールでアタックを試みましたが、瓦礫で埋まっていて進めなかったので迂回路を取りました。次のホールでは支道の探索などを含めて20分の休憩を取りました。いくつも道が分かれてループしていてとてもやりがいがありました。次にケーキと呼ばれる石があったのですが、分かれ道でどちらが正解かがわからなかったのですが、なんとか見つけました。そこで覚え方を編み出しました。その覚え方が「景気が左下がり」というものです。どういうことかと申しますと<ケーキの岩の左が下がっている>という意味です。Mさん、Hさん、S、Hくんが考え出してくれてありがたく覚えさせていただきました。その道を少し進むと魔人ブーと呼ばれる石があり、その先のせまい石の隙間にHさんが前に詰まったとの話があったので僕とMさんでなんとか抜けさせました。もう少し進んでいくと分かりづらい分岐がありましたが、みんな迷わず、無事に新洞口から出ました。しかしこれだけでは物足りないということでこの後、Hさんを除いた4人で奈落の練習を行いました。(上るのはできるものの下るのが怖いので...)そしてまた洞口に入り、一回上り下りをして帰りました。宿舎に帰って待ちに待った昼ごはんを食べました。この日は豚丼をいただきました。とても美味しかったです。洞窟の後の飯は最高でした!その後、風呂に入って、トランプをして遊びました。休息も大事ですよ!そして夕食を食べて話して眠りました。
3日目
3日目も朝の7時半に朝食を食べて、9時20分くらいに活動を開始しました。最初は山狩りをして1洞などの比較的短い洞窟を巡ってアタックしながら進めるところまで進んでいきました。新たな洞窟に入るっていうのはどんなに短くても楽しいものです。それらの洞窟を巡った後で3洞に入洞しました。ここはとにかくループが多く、とんでもなく道を覚えるのが大変そうです。(僕もほとんど覚えてないです笑)最初に左方面から入り、少し広いホールに出てアタックを何個もしました。そのほとんどが同じところに戻っていて面白い洞窟だと思いました。ループしていないところもあったのですが、そこも白くて綺麗でした。そしてこの洞窟は水もたくさんあり、透き通っていて綺麗でした。どこの水も綺麗でびっくりしました。その後、奥に進んでいったのですが、奥の方は泥が綺麗でこんな綺麗な泥は初めて見ました。ピタ〜ッとくっついていて滑らかでとてもすべすべでした。夏は水が張っていて見られない景色と聞き、冬にこられてとても良かったと思いました。もう一つ奥にホールがあるところがあるのですが、そこも水があり、白いものが浮いていました。最初、ゴミかな?と思っていたら洞窟特有のものであると聞き、驚きました。そのあとはループやいろんなところを行きながらゴールにたどり着きました。三洞は地図を見ても実際に行っても道が覚えられず、夏に数回行ってなんとしても覚えないと!と思いました。そのあとは昼ごはんを食べてお風呂に入って夜の活動に備えて寝ました。夜に起きて夕食を食べました。
5日目
この日は最初にBさんのお見送りに行きました。Bさんは、こんな僕にも気を遣ってくださってとても助かりました。また一緒に活動したいです。Bさんを見送ったあとは朝食を食べました。そのあとは前日同様に測量練習をしました。この日は宿舎の二階で測量を行いました。宿舎でもとても良い経験になりました。この日もポインターでしたが、T先輩から色々な話を聞いたので大体のことは知れました。そのあとは宿舎清掃&荷物整理&昼食が終わって16時半の電車に乗りました。Sは新花巻、Hくんは花巻で別れてついに一年生一人になってしまいました。ほかの6人は盛岡まで行ってジャージャー麺班と冷麺班に分かれて盛岡の名物を食べました。ジャージャー麺はとてもおいしかったです。そして「チータンタン」という某ゆるキャラを彷彿とさせるような名前のスープも飲み干しました。これもおいしくいただきました。
そのあとはラウンドワンでマリカーやホッケーをしながらバスの時間まで暇つぶしをしていました。そしてMさんとHさんはラウンドワンで遊んでいる間にバスの時間が迫っていたため帰ってしまいました。その後に大事件が起きました!最後の最後に僕のスマホをなくしてしまうという大失態を犯してしまいました!何度目の失態か?という感じで店員さんにも聞き、ホッケー台の下まで隈なく探しましたが見つかりませんでした。しかし、ダウンの中の上着のポケットに入っているというしょうもないオチになってしまいました。Sさん、Tさん、Kさん、お三方とも本当に迷惑をおかけしました。申し訳ありません。そして四人で盛岡のバス停に行き、バスに乗りこんで明朝8時過ぎに家に無事にとうちゃこしました。
今回の感想
力は確実についていると思いましたが、狭いところで引っかかったり、遅くなってしまうのが難点で僕はこの弱点を克服したいと思っています。さらにスルスル登れるようボルダリングをやりたいと思い、思い立ったら吉日という言葉通り合宿から帰ってきた日にSと一緒に和泉のボルダリング場に行き、練習しました。疲れがたまっていたので思うようにできなかったですが、日々鍛えて腕を磨きたいと感じました。もっともっと沢山の洞窟に行って経験を積み、強くなって帰ってきたいと心に誓いました。そしてシンフォニーにも行きたいのでSRTをできるようになりたい!という欲望も出てきてやりたいことがたくさんあり、次回に期待!です。
先輩方、運転してくださったり、洞窟に連れて行ってくださりありがとうございました。また一緒に行きたいです!
Kさん
2月11日は内間木から上有住への移動日でした。龍泉洞によりつつ上有住へ到着!到着して休む間もなく、レンタカーを返却しに盛岡へ。私は幹事長様のお話し相手として同行した。車内では、ワルキューレ、B'z、SHISHAMO、ゾンビランドサガ、そして、あいみょんの「マリーゴールド」を流しました。今、地底研究部では、あいみょんの「マリーゴールド」が激流行っているのです。その火付け役になったのは、Mちゃんでした。Mちゃんは、そりゃあもう、めちゃくちゃに歌がうまいのです。彼女は何を歌ってもうまいのですが、あいみょんの「マリーゴールド」がはまりすぎていて、私は心が震えました。ライブに行っても震えなかった私の心が人生で初めて。語彙力を失い「やばい」しか言えませんでした。ぱねえっす先輩。
なんやかんやで、盛岡着!だがしかし、新花巻まで新幹線に乗らないと上有住につかないことが判明した。人生初、11分新幹線を体験し22時30分すぎに駅に到着!宿舎まで歩いていると前方にスーパーケイバ―S先輩と天使候補Sくんがいた。まさか、お迎えがあるなんて微塵も思っていなかったので、心の中はうれしさでお花畑になっていた。
宿舎につき、キムチ鍋を食べ、mtgが開始された。次の日の活動場所、メンバー、班を聞き解散!やっと、就寝や!と喜んでいると幹事長様からどや顔で一言言われた。「今回は忘れなかったでしょ?」一瞬、何のことか分からなかったが、どうやら前回の山根合宿で活動メンバーに私を入れ忘れていたことについて言っていたらしい。うるせえ。それがあたりまえじゃい!!!と思ったが、疲労により口が開かなかったので無視して寝た。
2月12日、今日は「迷路」からの「逆エイリアン」。どちらも夏に一回だけ行ったことがありますが全く覚えていない…。最初の最初以外全く覚えていなくて自分の脳みそのキャパのなさに驚きました。でも、夏に行った時よりも心に余裕があったのでよく観察することができました。途中Hくんがつまり(つまったふり、寝たふりであることが後に判明する)H君を除く4人で迷路から逆エイリアンへつながる道へと移動しました。二つのルートをつなぐ道?は、崖のようになっていて少し怖い。小さな穴に入り、下方に下るのですが高いうえに足場が悲しいほどない。(降りてから見たらそうでもなかった気もしますが)私は、TくんとM先輩が足場になってくれるといったので素直に従うことにしました。しかし、なぜか、なにを思ったのか、勢いよく飛び込み落ちました。Tくんが腕を支えてくれたので私は左のお尻を打っただけで済みました。だけど、M先輩が「こわかった…」という姿を見て本当に申し訳ない気持ちになりました。すみません。しかし、そんな反省もむなしくもう一度落下しました。ちゃんとせねば…。後輩のSくんは注意力が素晴らしく落下していなかった。リスペクトにつきる。
H君がつまっていたこともあり、逆エイリアンから迷路にひきかえすことに。Hくんの場所に戻ると寝ている。足をたたく。おきない。もう一度たたく。おきない。声をかけても、起きない。後に判明する、これがH君のテクニックであることが。寒くないのか?背中全面を床につけて。そんなことがありつつも5人で引き返し出洞!外は一面ましっろでみんなで滑り台、相撲、etcをした。私は女の子なので被害にあう予定はなかったのに、顔面から雪に突っ込まれた。おぼえてろよH。
2月13日は、シンフォニー!SRT!!(シンフォニーと聞くと稲葉さんのSymphony#9がでてきてしまう)5人班で4人がタックルを持つ異常な光景(異常かは知らない)私は何も持っていないのが申し訳なくなって先輩からタックルを受け取りました。途中までは逆エイリアンルートで途中から下っているルートへ移動しました。下っているので一人ひとり降りていく。私は先輩に続いて2番目に下ることとなりました。先輩に「タックルを下ろしながらゆっくり降りてきな」と言われました。その3秒後、タックルが先輩めがけて落下。タックルの中にはSRT装備×2+それに伴う道具。そう、とてもおもい…。私は頭の中で先輩との思い出が駆け巡りました。先輩、ありがとう。そして、冷たくしてごめんなさい…。もう少し優しくしておけばよかった…。
SRT装備を付け、下に降りていく。久しぶりだったので緊張してしまった。やっぱりもう少し練習したほうがいいな、と思いました。シンフォニーへ降りて下方へ進むと、秘密の小部屋のような場所がありました。Bさんとその空間をみて、「風の谷のナウシカの地下室みたい!」と話していました。すてきだったなあ。その後、上方へ向かうと、おそらくチムニーで進むと思われる地点へ到着!登れても、降りれるか不安だったので、幹事長様を待つ。登ってもらうと「怖い」と言っていた。登らなくてよかった。
ごはんを食べて、SRTを使用して登ることに。私は初めて回収作業を行うことになり、一番最後に登ることに。みんなが登るのを待つのは寒くてつらかったです。先輩方、毎回ありがとうございました。私に回収の指導をするためにTくんが残っていたのですが、ずっと叫んでいて、私はとても心配になりました。きっと疲れているのでしょう。そっとしておく。
2月14日は、1洞+山狩り、3洞をめぐりました。最初は山狩りをしながら洞窟に入りました。奥へ行けそうなのに行けないような洞窟があり悔しい思いをしながら3洞へ移動。3洞はループが沢山あって、出られないようになることはなさそうだけど、まだSLやCLになるのは難しそうだなと思いました。奥へ進むと水に流されてきたであろう泥が堆積していました。触れるとなめらかで気持ちが良い。私は泥を両手で持ってH君にプレゼントしました。H君が洞窟の外に持っていってくれたらいいなと思って渡したのです。しかし、背中を向けた瞬間に泥を擦り付けられました。許すまじ。すかさず泥を擦り付ける。ざまあみろ。
ルートを変更しさらに奥へ、そこにも美しい泥がありました。みんなで座って休みました。私は美しい泥をこねてある程度なめらかさが出てきたらHくんの左長靴に固定しました。Hくんはとてもうれしそうでした。沢山くっつけるとまるで芸術的な作品のようで素敵でした。だが、休憩が終わるとその泥をはぎ取り始めました。彼の心はブリザードなのです。私は、泣きそうになりながら左手に泥を持ち歩き始めました。ですがふと左手を見ると泥が消えていました。やっぱり、故郷から離れたくなかったんだなあ。またね。ばいばい。
2月15日は測量練習!と、その前にH大のKさんの見送り。今回の合宿で私はとてもお世話になったのでもう、頭が上がらない。昨日はバレンタインだったのだからチョコを渡せばよかったなあ。Kさんは、とてもすてきでかっこよくて面白いので、ぜひ明治大学に転入してほしい。たぶん、洞窟関係の知り合いで一番かっこいいし、チョコを上げたくなってしまう先輩だ。次はいつ会えるのだろうか…
Kさんを見送り、切り替えて測量練習!私はレーザー距離計と荷物持ちしかしたことがなかったのですが、ポケコンと記録係が体験出来てとても面白かったです。ポケコン(ポケットコンパス)は方位や傾斜を測定する機械で記録はそれらの情報を記載する係です。不慣れなこともあり時間がかかってしまいましたが、良い機会をいただけたと思います。次は実際に測量を行いたいです。あと、スケッチもやってみたいです。
↑測量練習風景(ポケコン、ポインター)
2月16日は前日に引き続き、測量練習(宿舎)!と、その前にH大のBさんの見送り。Bさんは安定感が神がかっていました。そしてKさんとの相性がまさに漫才コンビのようでとても面白い方でした。きちんと自分を持っていて、合宿中に研究室?ゼミ?の宿題をしていました。英語の論文のようなものを毎日読んでいて、最初は10ページあったのに、16日朝には読み切っていました。やっと宿題が終わったんや!おめでとう!!と思っていたのですが、「やっと、スタート地点に立てたんです。」と言っていました。もう、これ以上は聞いてはいけない…。彼女を傷つけてしまう…。最後は笑顔でサヨウナラー!宿題終わったのかな?
切り替えて、測量練習!前日に引き続いてだったので、すこし慣れてきてとてもよきでした(^^)
まあまあなところで、練習を終わりにしてお昼!みんなが下でご飯を食べる中、私は2階でお菓子をむさぼっていました。というのも、10時ごろにお菓子を食べていたのでおなかがすいていなかったのです。本当は、ラーメンを食べよう!と前々から決めていたので残念だし、ひもじかったです。間食よくない!
私は、お風呂に入りたくて、お風呂に入って一人でひたすらお風呂掃除をしました。ぽかぽかだった体はすぐに冷め切り、なぜかボディソープで床を磨いていました。外にお風呂を洗う洗剤があるのに気づいていなかったのです。上から降りてきたH君に「すんごいボディソープのにおいする…」と言われてしまいました。しかたあらめ。
清掃が終わり、盛岡へ。ご飯を食べて遊んで、盛岡を後にしました。ゆったりとした合宿でよかったなあ ^^)
~後輩君たち~
今回の合宿では、堕天しかけのYくん以外に、Sくんと、Hくんとともに活動することができました。二人とも、天使の才能をもっていて心が安らぎました。
S君は、テンションの振れ幅がものすごい子でした。初日に会ったときは、死にそうだったのに、その次の日からは見違えるほどテンションが高く、謎が多すぎました。彼は、ぶれない。微塵もぶれない。本当にぶれない。彼は彼の世界がしっかりとあるように感じました。なんだろう?不思議な魅力がありました。今後の合宿でもっとお話しできたらうれしいなあ。
H君は、落ち着きがよい。近くにいると安心感があって素敵でした。地底研に不足しがちな成分なので、大事に守っていかねばと心から思いました。私に泥や雪を擦り付けてくるH君とは違うH君です。というか、一回も一緒に洞窟に入っていないのでは?どういうことだ!!次は一緒に入ってもらわねば。
~すーぱーけいばーS先輩~
毎回、なにかしらやらかすS先輩のエピソードが今回もあったのに、全く思い出せない。つまり、書けない。なんだか悔しい。思い出したら書きます。
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