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執筆者の写真地底研究部

2月秋吉台遠征合宿

更新日:2019年3月22日


マリー❁ちゃん

 山口の合宿は3月22日から28日まででしたが、私は24日から途中参加しました。

 1日目、朝。幹事長と太郎先輩にバス停まで来てもらい、宿舎で準備をしてから入洞。今まで私が入ったことのある洞窟よりも広々とした空間で、スケールの違いに驚きました。歩きやすく、動きやすい。その代わり、クライミングのレベルが高く、運動不足の私には多少辛いところもありましたが、先輩方のサポートのおかげであまり時間をかけずに進むことができました。その後、幹事長、太郎先輩、ミク先輩に色々いじめられたのですがそこは割愛しておきます。覚えててください^ ^


 2日目は寺山の穴。ここは1人だと100%迷子になるなと思いました。洞窟自体が大きくて、どこから来たか覚えられない。記憶力が乏しい自分が悲しいです。道は記憶に薄いのですが、とても魅力的な洞窟でした。最奥に地底湖があり、とても大きいので2人乗りのボートを使って奥に進んだのですが…圧巻の光景でした。壁に映る反射した水面が神秘的に揺らいでいて、本当に綺麗でした。地上よりも閉鎖的な空間なはずなのに、何故かもっと広く広く感じて、心地いい場所でした。行けてよかったです。個人的にここが一番好きでした。パワースポット!だがしかし、そんな落ち着いた雰囲気で終わらないのが地底研。またまた最後にいじめられ、先輩同士で攻防戦が始まり…。幹事長、太郎さん、ミクさんの3人が集まると大変です。


  3日目は鍾乳石の穴。ここは洞口探しから始まりました。山狩り慣れしている太郎先輩が一番に見つけました。さすがです。今回は幹事長、ミク先輩がいないからいじめられない、と思っていたのですが、CLのいちごさんが先に行っていいよ!と言うので行ってみれば、ゲジゲジが!!15センチ以上のゲジゲジがいる空間に一人で待たされて本当に怖かったです。早々に裏切られました。鍾乳石の穴は、見所がない割にきついところでした。行きはみんなすんなり行けたのですが、帰りが大変で、時間がかかりました。掴む場所も足場もない泥の急斜面があり、一度フリーで挑戦しましたが、盛大に落ちて足を打ったので、ビレイで補助を受けながら登りました。その後にも難所があり、入り口付近のラダー(今回は縄はしご)が本当に辛かったです。登り方が正しくなくて、腕の力を使いきりました。H大のB先輩の応援のおかげでなんとか登ることができました。技術もですが、気持ちも大事だなと思った瞬間です。


  4日目は犬ヶ森の穴。ここは、水の吸い込み口になっていた穴のためか、じゃりや木が多く、足袋を履いていた私には歩きづらかったです。最初の方はあっさり進み、難所はありませんでした。地底湖に向かうと言われ、2日目のことを思い出してわくわくしながらたどり着いた先に地底湖は見当たらず、不思議に思っていると、ミク先輩がサブライトで照らしたところに小さな湖がありました。….え、これ?しょぼ。と思わず言ってしまいました。寺山の後のこれはだめですよ。がっかり感がすごかったです。少し大きい水溜りみたいな感じでした。そこでいちごさんが大きなカニを見つけてわちゃわちゃした後、大正洞班と合流し、集合写真を撮り、また別の通りへ。チムニーを使う縦穴があり、ミク先輩、いちごさん、私、R先輩の順に入ってタイムを計ってチムニーで出る予定でした。R先輩は1分もかからず出たのですが、私は一向に進まず一度断念。いちごちゃんが挑戦した後にもう一度登ろうとしたのですが、いかんせん足が疲れて痙攣し始め、1人での脱出は出来ませんでした。ミク先輩の肩を貸してもらってようやく出ることができました。悔しかったです。


↑ジャンチキこと、ジャンボチキンカツ


 この日の夜は山口合宿で必ず食べるというジャンチキを食べることができました。食べてみたかったジャンチキ!とても美味しかったです。写真だとわからない大きさってありますよね。実際に食べてみることをお勧めします。本当にジャンボ。


 最終日、5日目。入見北の吸い込み穴。この日は接待ケイビング でした。接待されたのは、私です。今回ほど甘やかされることはこの先ないんじゃないかと思うほどお世話していただきました。川が流れる洞口を入り、開始数分で足袋がびしょびしょに。最初にここに入ろうと思った人すごい。狭く、ぬかるんだ道を抜けると、水が流れるクライミング箇所があり、そこでビレイの補助をつけて登りました。私以外の3人の先輩方はフリーで登ったのですが、私はビレイ付き、後ろからのサポート付きのおかげで楽々と登り、またすぐ降りるところもビレイで楽々と降りて最奥に進みました。最奥はとても広い空間で、気持ちのいい場所でした。そこで見つけた小さい穴に入って遊んでから帰りました。帰路は入見北ゲームという自称スーパーケイバー先輩が作ったくだらないゲームをしたり、最後まで接待されたりして無事に帰還しました。お風呂に入り、ご飯を食べて、車で山口から神奈川まで帰りました。


 今回の合宿は、本当に行けてよかったです。こんなにハーネスをつけることがあるのかというほど毎日のようにつけましたし、実際にビレイのやり方も教えてもらえてよかったです。幹事長、風邪で体調が最悪な状態で丁寧に教えていただきありがとうございました。なんだか、今回は地底研の人達の優しさが沁みました。洞内でも洞外でもたくさんお世話していただきましたし、見て学ぶこともあり、直接教えていただくこともあり、大変な場所もありましたが、楽しかったと総括できる合宿でした。ミク先輩、太郎先輩、H大のK先輩は特に、一緒の活動が多かったので、ご迷惑をかけることが多かったなーと思います。ごめんなさい!ありがとうございました!チムニーの箇所は特に、自分の中で悔しさが残る場所だったので、次回に向けて頑張ろうと思います。そして、5日間お風呂や買い出し、帰りの運転をしてくださった方々にも感謝申し上げます!帰りは12時間以上の運転お疲れ様でした。ありがとうございます。


 充実した5日間を過ごせて良かったです。道を覚える、チムニーをできるようになる、が次の目標です。ケイビング 経験が浅いので、活動していくごとに新しいことができるようになれたらいいなーと思います。秋吉台は成長するにはもってこいの洞窟だと思います。また是非行きたいです!



~ブログ管理人からの一言~

 秋吉台合宿に参加する予定だったのに、行けなくて残念でしたが、マリーちゃんのブログを読んで、「次は絶対に行く。行ってやんよ!」と強く思いました。

 M先輩、つれて行ってください!まってます。

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