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執筆者の写真地底研究部

沖永良部島遠征合宿

3月10日から17日にかけて鹿児島沖永良部島へ行って参りました。

活動自体は12日から16日なので活動内容だけ読みたい人は、そこまで飛んでください!!


 今回、3月9日から3月19日まで鹿児島県の沖永良部島で合宿を行いました。沖永良部島というケイビングにはとても恵まれた土地でとても楽しかったです。洞窟もどこも違うよさがあり、きつくもあったけどとても充実した日々を過ごしたと思います。


1日目 (3月9日) 東京→那覇 (約900文字)

 地底研の堕天使こと僕は前日まで名古屋に旅行に行っていたので準備を何もせずに出発の日を迎えました。まぁ、焦らなくても大丈夫かな?と思って準備していたのですけど途中から鼻のムズムズが来てしまって「やば!花粉症だ!」と思って近くの耳鼻科に向かいました。そしたら1時間以上待たされて「早く、早く」と祈りながら待っていました。なので、余計に急いで準備しました。まあ、結果的に飛行機にはなんとか間に合いました。


 そして空港に向かう途中、ライトが不足していることに気づいたのでライトを途中で375ルーメンというとても明るいライトを買いました。(自分史上最高の明るさ)このライトは使い方が難しくてほんとうに苦労しました。赤、青、緑の三色が使え、何をどうすれば普通の色になるのかわからなくて大変でした。というのも説明書をすぐに失くしてしまったのです。本当に頭悪いなって.....残念です。でも高性能なのですごくお勧めします。ちなみにブラックダイヤモンドです。現幹事長はブラックダイヤモンドとジェントスの二神教でこの二つを崇め奉っています。でも、自称スーパーケイバーこと前幹事長はジェントス断固反対派なので今回の合宿はライト戦争が勃発していました。今も絶賛勃発中ですが...終戦はまだみたいです。ちなみに僕はブラックダイヤモンドとジェントスの二つを使ってます。どっちも壊れなくてとても丈夫なのでぜひぜひ!

 

 話がそれてしまいましたが、ライトを買った後はそのまま空港に行き、最期の東京飯を食べました。とはいうもののケバブというなんとも南国風なものですが、美味しかったです。そして大量の荷物を預けて搭乗口から入りました。僕は荷物の預け方を知っていたんですけど地底研の勝負師は預け方を知らず、その大量の荷物のまま搭乗口に入ってしまい、大変な思いをしたそうです。皆さんも搭乗口に入る前に荷物を預けましょう!


 そして入口から一番遠いゲートから飛行機に乗りました。那覇に行く民が少ないからと言っていくらなんでも一番端というのは辛いものです。飛行機に乗り込んだ後は写真を撮りながら那覇まで行きました。空は晴れていてとても綺麗でした。特に伊豆半島らへんの景色がとてもいいのでお勧めです。そのまま夕方、那覇空港に着弾して観光しようと思ったのですが、荷物待ちに時間を取られて結局6時くらいに空港を出ました。なので何をするでもなく、国際通りを少し回ってからカプセルホテルに泊まりました。まあ、たくさん食べる店などが立ち並んでいて国際通りは面白いなぁとは思いましたが疲れていたので近くのホテルに泊まりました。そして初日は一人で寂ししいよオーーー!って気分で何も食べずに7時くらいには寝てしまい、翌朝7時に起きるという大失態を犯してしまいました。観光したいのにもったいない!



2日目(3月10日) 那覇観光(仮)(約2700文字)

 7時ごろ起きて朝の準備やらなんやらをして近くの旭橋からゆいレールで首里城へ向かいました。そこで昨日買ったゆいレール一日乗車券を使いました。この一日乗車券は800円で24時間乗り放題なので観光の際には是非買って観光したいところです。いちいち買う手間も省けるので効率的でもあると思います。そしてゆいレールを乗るにあたって注意しなければいけないのが改札がバーコードになっていることです。内地では普通、ピピッとならす磁器のカードを使ってると思うんですけどゆいレールは二次元バーコードを読み込まなければならないので僕は最初、「あれっ、切符を入れるところはどこだ??」と探しまくりました。


 っとどうでもいい話は後にして那覇について最初の飯がマックという観光気分ぶち壊しのメニューになってしまいました。沖縄にもマックはあるんだなぁといい経験になったのですが、なんとも味気ない感じでした。僕は個人的にチェーン店ならなんとか入れるのですがローカルなお店に入るのが苦手なタイプで思い切ってソーキそばのお店に行こうかなって思ったんですけど勇気が出ずに断念しました。いずれはローカルなお店に一人で入れるかっちょいい大人になれたらな!って思います。そしてその後は首里城へ行ったのですが首里城は異国の言葉が飛び交っててここは本当に日本なのか?と不安な気持ちになりました。特に中国人が多く、日本人はほとんどいなかったです。寂しいよぉ〜


 そして首里城へは行ったのですが中に入るのに800円くらいお金がかかるので中に入るのを断念しました。ケチってしまいました笑 まあ、観光もしたしもうやることもないかな?って思ったのでその後は空港で8時間くらい一人で過ごしました。なので自称「空港の番人」と言ってます笑 空港ではタリーズで過ごしたのですが地底研のウィルダネスの資料を作らなくてはならなくてそれを作るのにその時間を当てました。意外と時間がかかり、6時間くらいかかりました。ウィルダネスも来年度やるつもりのでそれも以後、ブログにあげたいと思います。

 なんやかんやあって6時くらいにKさんと幹事長が来たので合流して沖縄そばを食べに行きました。やっぱ本場は違うなぁと思い、とても美味しかったです。そのあと、800円で泊まれるちょー安い宿泊施設に行ってチェックインして国際通りを再度観光しました。那覇の国際通りは観光地としてすごく有名で聞いたことのある方も多いと思います。その名の通り外国の方も多くいらっしゃってとっても賑やかで僕には眩しかったです笑 でも活気があってとてもいいところでまた行ってみてもいいかなって思える素晴らしい場所でした。最初に入ったのはペットの服を扱うお店でそこにプリントされた文字がとっても面白くて何時間でもいられるようなお店でした。

 例えば、「デブで何が悪い」とか「建築魂」とか地底研に当てはまる文字もいくつかあったので三人で笑い転げていました笑 沖縄のギャグセンスには度肝を抜かれてしまいました。その後は僕のサンダルがないということでサンダル探しの旅に出ました。まず発見したのがワニ型のサンダルでこれは流石に恥ずかしいかなって思ったんですが、なんとこれを大学に履いてきている人がいるという目撃情報を勝負師がたれこんでくれて「まじか!そんな奴もいるんだな!」って正直びっくりしました。僕がみた感じ履きにくくそうでダサかったもので...

 なんだかんだで探しているうちに塩のお店に来ました。塩も種類が沢山あってどれも美味しそうだなあって思ったんですが、そこの塩のお店は工夫が凝らされていて、なんといろんな味の塩があってなんじゃそらっていうのから美味しそうだなっていうやつまで何十種類もあってこれを合宿の飯にかければ美味しいんじゃねって思って買おうか迷いました。具体的には抹茶塩という聞いた感じあんまり美味しくなさそうなやつからタコライス塩とかとんでもなく美味しそうなやつまで色々あってとても楽しめました。まぁ、結局買わなかったんですけどね笑






 その後もフラフラと服やらサンダルやら見ながら海藻のお店にたどり着きました。そこで僕はアーサという海藻を買ったのですがそれを試食した瞬間にビビッと来て、「これだ!」と迷う暇もなく即決で買いました。こんなに美味しい海藻は初めてなのでぜひぜひ沖縄土産として買ってみてはいかがでしょうか? その後は必要なものを揃えるためにドンキに行きました。あそこは雑貨の宝庫でなんでも揃ってます。自分はサンダルとゴーグルと折りたたみ椅子と帽子と服を買ったのですが、サンダルは300円くらいの安さなのに今回の合宿ではひどく愛用させてもらいました。「サンダル、最高!」そしてゴーグルを探している間に元幹事長とSちゃんと勝負師に会いました。会った瞬間、グラサンをかけていたのですっごい笑われたのを今でも覚えています。印象的な出会いだったなぁ。そして帽子などを買っていったのですが、元幹事長が急にポケモンのサトシの格好をし出してサトシコーデを完成させていました。それがめっちゃ面白くて腹を抱えて笑ってました。


 そして各々買い物を終えて面白グッズや必需品など買ったのち、牧志駅にあるハンバーガー屋さんに6人で行って食べようと思ったのですが思わぬ事態が起きてしまい、僕は途中参加となってしまいました。なんと僕の荷物が美栄橋のコインロッカーに入れっぱなしになっていたのです!ゆいレールの最終時間に間に合わせなければ沖永良部に行けない!?と必死の思いで荷物を持って宿に起きました。実際、これにはまじでビビりました笑 まぁ、ちょっとした事件もありつつハンバーガー屋さんに戻って僕のハンバーガーはないなって思っていたら幹事長とKさんが3人でわけよって言ってくれてパイナップルバーガーとベーコンバーガーの二つを食べることができました。ほんっとにお二人は優しさの塊だと思っています。ありがたや。そしてそのお店の顔はめパネルがあったんですけどそこで勝負師と元幹事長の二人がとっても上手い具合にはまっててとっても面白かったです。地底研にはコラ画像の達人ことミク先輩がいるのですが、その先輩に頼んだのと同じくらいのものでした。その後は明日に備えて宿舎で寝ました。そこでメガネ先輩が眠っていたのでこっそりと入ったつもりだったのですが多分、起こしてしまったと思うのでお詫び申し上げます。すみません。ということで二日目終了



3日目(3月11日) 那覇→沖永良部島(約2300文字)

 この日は朝のフェリーに乗らなくてはならなかったので早起きして乗り場に行きました。大体、5時半くらいに起きて準備して港に向かいました。まだ日が昇ってないこともあってとても暗かったのですが、こういう感じの那覇も好きだなって感じました。そしておもーい荷物を持って港に着いて、券を買って船に乗ったのですが、思ったより広くてびっくりしました。それにちゃんと寝る場所も用意されていて粗末ではありましたが、意外と綺麗で船もいいかなって感じました。


 実は僕は船に乗った記憶がなくて今回、記憶に残っている上では最初のフェリーだったので船酔いするかなって思っていたんですけど意外としなくて大きい船はそこまでなんだなって感じました。そして朝ということもあり甲板からの景色も最高でとても綺麗でした。中も売店やらシャワーなどがあり、充実していて7時間くらい乗っていたのですが、全く飽きなかったです。それと、一つ思ったのが寄港している時間がとんでもなく長いことに気づいてしまい、一つの港に平気で1時間くらい止まっていることもあり、それは不満の一つでした。まぁ、牛やら他の荷物やら運んでいるのでしょうがないのかなという気もしますけどね... そんなこんなで本部などを寄港しながら沖永良部島の和泊港に着きました。


 そしてレンタカーを勝負師がありがたいことに普通と軽を借りてくれたので乗りました。その後は元幹事長と勝負師とSちゃんはRICマートと郵便局とAコープの買い出しから沖泊キャンプ場に行きました。RICマートというのは沖永良部でとんでもなく重宝されているコンビニです。RICマートはなんでも売っていて揚げ物や出来立てパンなどすごく美味しくてそこらへんのコンビニとは常軌を逸している感じがします。そのくらい美味しく、種類豊富なのです。そうはいうものの普通のコンビニはないのか?という疑問もあると思います。実は沖永良部にはファミマやセブンイレブンやローソンなどの普通のコンビニが見当たらないのです。その代わりにRICマートやTマートなど何故かローマ字表記のコンビニが点在しています。カッコつけたいのかよくわからないですが、面白いと思ったので是非見つけてみては?(それからRICマートに寄った際にはぜひトイレに行ってみてください笑by元幹事長)


 と、話が逸れてしまいましたが話を戻して、僕と現幹事長とKさんとメガネ先輩は別行動でRICマートから沖永良部ケイビング協会に行きました。今回の合宿では計6カ所の洞窟に入ったのでそこの入洞申請をするためです。そこで入洞申請をした後はそのまま沖泊キャンプ場に行きました。和泊から沖泊キャンプ場まではほとんど一本道だったのですが、その道はとても綺麗で見渡しが良かったです。しかし僕は免許を持っていないので運転しなかった(5月取得予定)ですが、運転してくださった先輩から話を聴くと沖永良部には独特の交通ルールがあるらしいです。爆速軽トラックや逆走自動椅子や逆走トラクター、鈍足軽自動車などさまざまなクルマが走っており、みてた感じとても走りづらそうでした。

 そして沖泊キャンプ場に着いた後はキャンプの設営や各自準備などに時間をあてました。キャンプの設営は初めてだったので先輩方に教わりながらやったのですが、意外と難しくて来年できるかな?って不安になりました。多分無理です笑 そして設営など準備が終わった後は夕食の準備を行いました。今回の合宿は7人交代で作っていく制度をとったので一人一人の料理の腕を見ることができて僕は勉強になりました。「地底研、料理下手いない説」があるので僕としてはすごいプレッシャーでした。ということで、最初の日はSちゃんが生姜焼きを作ってくれました!ひっさしぶりの生姜焼きでできるのをワクワクしながら待っていました。そのお味はというと1日目からとんでもない完成度でとっても美味しかったです!プレッシャーが… そしてご飯は鍋で炊いたのですが、ご飯を炊く達人こと現幹事長が毎食炊いてくれたので今回の合宿の飯はどれも美味しくいただけました。ありがとうございます!というわけでミーティングや薪を拾って火起こしなどをしつついつも通りのことを行いました。

 話が変わってキャンプ場の説明をしたいと思います。沖泊キャンプ場は島の北西にあって風の割と強いところに面しています。そしてビーチはほぼプライベートビーチ状態で人がほとんど来なくてとてもいい場所です。しかもそのビーチには木がたくさん落ちていて好きなだけ火を焚くことができます。そして炊事場も完備されており、料理も好きなようにできます。しかし電波が届かないという欠点があり、困る点もあります。しかしdocomoの方はご安心を! docomoは電波が届きます。まあ、auとソフトバンクの人も500メートルくらい歩けば電波は届くのでそんなに心配しなくてもいいとは思います。そしてこの到着日はとある公立大学の方々も来ていたので炊事場を共同で使わせてもらいました。公立大学の方は麻婆豆腐を作っていてとても美味しそうだったので明日は麻婆豆腐にしよう!という簡単な理論で明日のメニューが決まりました。僕たちはご飯が食べ終わった後もしばらく起きていたのですが、なんとその間に公立大学の方々からマンゴーの差し入れがあったのです!ほんっとにとろけるくらい美味しくてとてもしあわせな気分になりました。本当にありがとうございます!そしてお礼ができなかったので次に機会があれば何かお礼ができればいいなって思います。そんなこんなで話しているうちに眠くなってしまい、3日目は終わりました。



4日目(3月12日) 水蓮洞 (約2700文字)

 いよいよこの日から洞窟に入ります。「やったー!」っと僕は喜んでいましたが、先輩方には苦い思い出があるみたいです。それは去年のこと、去年の沖永良部合宿は水蓮洞でひたすら測量を行ったみたいで大変な思いをしたみたいです。今年も少しスケッチが残っていたので現幹事長がパパっと終わらせてくれました。ということで、朝の7時半くらいに僕は起きたのですが、実はこの日は寝坊していて朝飯作りを手伝おうと思っていたのですがもうすでにできていて、大変申し訳なかったです。この日以降、しっかり起きて作ろうと決めました。まぁ、ほかに1日だけ寝坊したのですが... というわけでこの日の朝飯はうどんだったのですが、美味しく、ありがたくいただいて準備に取り掛かりました。


 初日ということもあり、僕は勝手が分からず海パン・・・ではなくパンツで行ってしまったのがこの日の失態でした。次の日からはしっかり海パンで行っていますのでご安心を。そして意気揚々と水蓮洞に向かい、着替えて洞窟内に入りました。水蓮洞はとにかく水が多いと聞いていたので僕はライフジャケットを着て行きました。聞いていた通り、水が多くて洞窟の中はほぼプール状態でした。いくつものプールに分かれているような感じでそれだけでもテンションが上がりました。そのプールというのもプライベートプールのような感覚でとにかくすごかったです。しかし登るのが大変な場所もあり、足の引っ張り合いで行きは遊び疲れました笑

 そしてプールゾーンが終わってからはしっかりした洞窟より少し広い道をずんずん進んで水浸しになりながら奥の方まで進みました。途中、ほふくするところが少し辛いくらいでわりと楽に進めました。そして最奥について現幹事長はループしているところの測量を進め、僕たちは探検をしていました。滝を登ったり泥まみれのすっごい細いところを進んだりと奥は探検しがいがあり、水連洞を好きになりました。僕は個人的に探検しがいのあるスリルがある冒険ができる洞窟が好きなのでそういうのにとてもぴったりだと思いました。その後、少し折り返したところで7人でパンを一つずつ食べ、元気を取り戻しました。そこで何だかんだ時間が経ってもう一つの支洞に進みました。


 フローストーンから滝が流れ落ちるプールに入り、足のつかないなか壁につかまりながらひょっとこで進みました。その先にはエイリアンの卵と呼ばれる生成物の豊富なところへ行きました。気持ち悪いボンボンが天井からたくさんぶら下がっていました。そしてまたひょっとこで抜けたって思ったらまたまた事件発生!何と置いといたはずのライフジャケットがなくなっているのです!これは大変だって思って急いで探したのですが見つからず... 結局置いて帰りました。残念です。


 その後はあのプライベートプールを泳いだり飛び込んだりしながら疲れを感じさせずにワイワイと帰りました。まあ、実際にも疲れていないのですが。それで洞口から出て着替えなどを済ませ、服やつなぎをそこで天日干しして休憩して帰りました。ここで乾かさないと明日、大変なことになる!って思っていたので限界まで干し続けていました。まぁ、そうはいったものの明日の朝にウェットスーツは乾いておらず、とても寒い思いをしたんですがね。そして干していた時にとんでもない大失態を犯してしまいました。それは勝負師のメガネを踏んで耳にかける部分を折ってしまったことです。ほんっとに申し訳ない気持ちでいっぱいです。何と詫びればいいのか、これから5つの洞窟に入るというのにメガネをかけられなくなってしまったら本当に自害レベルの大罪を犯してしまったと大変反省しております。本当に申し訳ないです。ここでもお詫びします。


 という懺悔もありつつ、沖泊キャンプ場に戻りました。そこで待ちに待った地底研海開きを行いました。この時は干潮でまだあまり波も高くなかったので思う存分泳いで遊びましたが、とにかく寒かった思い出があります。テンションに任せたまま海に入ったので僕も含めてみんな寒さを我慢しながら入って楽しんでいました。三月に夏気分で時代を先取りした感じがして得した気分になりました。また、夏も沖永良部いきたいなぁー!!次に海のシャワーを浴びたんですけどこれもこれで寒くて「鹿児島ってこんなに寒いんかーい」って思いました。


 そしてそのあとに買い出しに出ました。この日は麻婆豆腐ということでテンションが上がっていました。ご飯にも合うしとても美味しいのでとても期待していました。そして買い出しから戻ってくると現幹事長がいつもながらにご飯の番人ばりに飯を作っていて「美味しいお米をありがたや、ありがたや」と思いながら作り方を教えてもらいました。実際作ったのはこの4日後ですが… 話を麻婆豆腐に戻して、麻婆豆腐用に唐辛子を買ったのですが、一袋に7個くらい入っていてそれを全部投入するという荒業に出て一人一個唐辛子を食べるということになりました。僕とかSちゃんとかメガネ先輩は辛いのが好きなので大歓迎でしたがね! メガネ先輩の麻婆豆腐をいざ実食してみるとこれまた美味しくてこんな毎食毎食美味しいものでいいのか?と疑問になるような感じでとても美味しくいただきました。そのあとは明日の朝ごはんである焼きそばを作って置いて明日、温めればいっかということで置いておきました。この日は明日が大変で朝早いということでそこまで遅くまで起きてなくて、9時とか10時くらいには就寝しました。



5日目(3月13日) 小池の穴 (約2700文字)

 5日目は小池の穴に入洞しました。小池の穴というと小さい池が中にあるだけの簡単な洞窟なんではないか?という気持ちになるのですが、実はこれはとんでもない洞窟で聞いた話だと8割ほふくという超絶やばい洞窟なのです。なので活動時間は12時間を見込んでこの日は「もう洞窟に専念しよう!そしてその まま温泉へレッツゴー!」って思ってました。しかしその考えがのちに悲劇を生むのをまだ僕たちは知らなかった…


 ということで僕は朝の3時50分くらいに目を覚まして昨日作っておいた焼きそばを温めていました。なんか、この日は昨日の挽回をしようと早起きすることばかり考えてなんか知らないうちにこの時間に起きていました。いつもなら遅寝遅起きという最悪な体たらくな生活を送っているのですが、この日に限ってはうまく起きることができて嬉しかったです。ということで昨日の焼きそばを温めて他の準備もしていると続々とみなさん起きてきました。まだ太陽も何も出ていないうちから準備するというのは結構辛いものがあります。しかし、「それを乗り越えたからこそ見える景色を見てみたい!絶対に小池の穴に入って感動するぞ!」という陽の気持ちがみんな強かったんだと思います、みんな起こされることなく起きてやる気に満ち溢れていました。そしてまだ太陽の出ていない5時半くらいにキャンプ場を後にして小池の穴に向かいました。小池の穴までは少し時間がかかったのでそのうちにうっすらと夜が明けて太陽が地に顔を出すようになりました。そのくらいの時に入洞しました。それは6時40分のことでした。そこから洞口に入ってメガネ先輩が先頭でSちゃんが次だったのですが、この二人がスズランテープで目印を作ってくれて迷わないようにしてくれて大変な作業をやってくれてとてもありがったがったです。僕だったら絶対できないなって思いました。大変感謝しています。その代わりといってはなんですが、タックル(洞窟の中になにかを持って行く時に使う防水バックのようなもの)は持っていた方ではあると思うので少しは貢献できたのかなって思います。そしてこの洞窟は同じような道がずっと続いていてとてもわかりずらかったです。自称道を覚えることが得意な自分もここはどうやっても覚えられる気がしません。(私もなかなか覚えられませんでし。たby元幹事長)



 っと頑張って進んで行くとSちゃんが天使の羽根のような岩を見つけてくれてここを天使君の間にしようって言ってくれてとても嬉しかったです。でも自分の名前がつくことはこれからも多分ないかなって思ってます笑その間を過ぎるとロープを垂らして下る小さい滝があるのですが、そこは少し水深が深かったのも幸いして難なく突破しました。そのあとほふくが続き、しばらくすると偽シャンデリアにたどり着きました。僕個人的にいうとここで疲れすぎて眠ってしまいました笑 個人的に洞窟は天然の寝床だと思って、いたる洞窟で寝てしまうんですよねー。これが悩みの一つでもあります。洞窟の眠りの速度は異常で多分10秒もあれば寝れる自信があります。話を戻すとここは天井が小さなシャンデリアのようになっていてとても綺麗な感じでした。このようなシャンデリアは見たことがなく、とても興味深いもので感動しました。しかしここはまだ偽ということで本物のシャンデリアが奥で見られると聞きここでもう一度奮い立ちました。アドレナリンがパーっと出てやる気に満ち溢れていたのでここからシャンデリアまではすごく早く感じました。

↑シャンデリアの間


 シャンデリアの間に着いたのは11時くらいでした。ここは偽シャンデリアと比にならないほど荘厳でとんでもない絶景でした。(天井全体から生える長さ50㎝以上の大量のストローは本当に素晴らしかったです。By元幹事長) 「本当に5時間くらい歩いてきてよかったな!5時間歩く価値はあるわ!」ってい気持ちになりました。ここは絶対に来年も来たいという気持ちになりました。そしてもっと行く意欲を掻き立てるのがこの先もあるということです。これが最後の終点ではなく奥に続いているということです。これもやる気を掻き立てる要因です。奥はどうなっているのか?とほんっと気になります。これで来年の沖永良部の目標ができました。そしてここのシャンデリアの間で昼食などをとったり昼休憩をしました。その時にブラックダイヤモンドのライトの電池が切れてしまったので新しい電池に交換しようとしたところなかなか抜けなかったのでジェントス・ブラックダイヤモンドを信仰する現幹事長に電池を抜くことを頼んだところうまくやってくれてすぐに交換ができました。「ありがとうございます!さすが、ジェントス・ブラックダイヤモンド教の創始者!」って思いました。


 そして電池の交換が終わったところで引き返しました。帰りはスラスラっと進んでだいたい3時間くらいで洞口までたどり着きました。帰りはとにかく早く帰ることに必死で頑張りました。そして洞窟を抜けたらなんと太陽が出てくれてるではありませんか!今日は太陽はほとんど見られないだろうなって思っていたので本当に嬉しかったです。ここでみんなから太陽コールが起きました。「太陽!太陽!太陽!」っとみんな疲れていたんだな、と思うほどみんなはっちゃけていました。僕もなんですけどね笑 そのあとは着替えなど準備を済ませてあとはお風呂を楽しみにキャンプ場に帰りました。


 そして待ちに待ったお風呂だーって思ってホテルのお風呂に行ったのですが、なんとお風呂休館日だったのです!「ガビーン」っていう音とベートーヴェンの『運命』が自分の中で流れて本当に悲壮感に襲われました。待ち望んだお風呂だったのにーーーー。悲しみが深い。明日入ろっと気持ちを切り替えて買い出しに出ました。それでその気持ちのまま買い出し組と帰る組に分かれて自分は買い出しに出ました。そしてこの日は苦労を乗り切った記念で宴を行いました。簡単に言うと酒盛りなんですがね笑 それにパンを買いました。自分のパンを選んでそれを次の日の昼食にしました。これは買い出し組の特権であり、自分が好きなパンをたべれるというなんともいいものです。そして選べない人はカロリーの高いものを取る争いが洞窟内で繰り広げられるのです。選ぶ側も出来るだけコスパのいいもの(値段に対し、カロリーが高いもの)を選ぶのですが、美味しそうなものとあまり美味しくなさそうなものもあり、そこでも戦争が起こるのです。


 話を夕飯に戻してこの日はKさんのサムゲタンでした。サムゲタンも初めて食べたのですがとても美味しく、地底研の料理力の高さにびっくりしました。ちなみに昨年は他大のまずい飯ばっかと聞いていたので今年は恵まれているなって他人事のように思っていましたが、現実に引き戻されたように自分も料理するのかーと言う気持ちになりました。この日は大変な洞窟に行ったのに手の込んだものを作っていただきありがとうございました! そして宴を開いたあと疲れがたまっていたのかすぐに眠りました。



6日目(3月14日) 海見洞 栄元洞 (約2600文字)

 6日目は中日ということで軽い洞窟に2つ行きました。昨日の小池の穴は疲れるだろうということで中日を設定したと思うのですが、疲れが見えないメンバーも何人かいてアドレナリン全開で行ったんだなっと今になって思います。この日に行った海見洞の由来は海が見えるということでそのまんま海見という簡単な名前で栄元洞はというとわからないです。


 ということでこの日はゆっくり、まったり起きました。とは言っても7時くらいなんですけどね笑 自分はいつも10時くらいに起きているのでこの時間は相当早いです。ということで起きてからは九州名物「うまかっちゃん」というラーメンを食べました。豚骨ベースの汁が美味しくて一気に食べちゃいました。朝にラーメンは胃がもたれるかなって思ったんですけど意外と大丈夫でした。そのあとは各々準備をして海見洞に行きました。海見洞は同じようなサトウキビ畑が続いていてわかりにくかったのですが、コンテナと焼却場の煙突を頼りにして探しました。すると意外と早く見つかり、車を止めて準備を始めました。


 海見洞は海が見えるということもあり、海に近いところに洞口があり、海が見えるってどういうことなんだろう?って思いながら進んでいきました。海見洞は簡単ということで僕が先頭でいかせてもらい、地図をもらったんですけど、意外と長さがあって総延長1.5キロメートルくらいというので全部行くのかと思いきや、見所だけ行きました。海見洞の由来であるだろう場所です。中は広く、大抵の場所は普通に歩く感じでいけました。ところどころ水に落ちる場所があるのですが寒いのを我慢しながら進み、最後らへんに少しほふくする場所があり、そこだけ少し疲れました。


 そして最後の角を曲がるとそこには絶景が広がっており、あの景色は今でも忘れられません。断崖絶壁の中に洞口があり、そこの洞口から海が水平線まで一望できて感動する景色です。そしてそこの洞口にちょうどいい感じの大きい岩があるのですが、そこの岩がめちゃくちゃいい大きさで人が乗るステージ的な感覚で何かしらのポーズをして写真を何枚もとりました。これも海見洞の醍醐味の一つだと思います。そして帰りは勝負師が先頭で帰り、スムーズに帰ったので海見洞は1時間半で制覇しました。そのあとは昼ごはんのパンを食べて栄元洞に向かいました。ちなみに海見洞には元幹事長、現幹事長、僕はつなぎのしたがウェットスーツを着ずに水着だけという軽装備でいきました。寒かったです。それにあざをたくさん作ってしまいました笑


 そして栄元洞に着きました。栄元洞も僕はつなぎの下は海パンだけで入ったのですが、ここは絶対にウェットスーツを着た方がいいです。でないと水が冷たすぎてやばいです。あそこの水は冷たすぎます。ということで洞口にむかったんですけど洞口はゴミだらけで粗大ゴミやら自転車やら落ちてあってただのゴミ山やんって思ってたら奥に洞口がありました。洞窟の近くにお墓があるのですが噂によるとそのゴミ山には骨壺が埋まっているとかいないとか… そして向かって右の右洞から入ったのですが、右洞の中に入って最初は水の中に入らなくてはならない場所でとても寒かったです。なので男気じゃんけんをして勝った人からいくという地獄で大変な思いをしました。そして最奥まではすぐで少し狭い道を通ってちょっと水を泳いだところにあり、僕は寒すぎて行けなかったのですが、SちゃんとKさんは最奥まで行きました。そのあとは元来た道を帰って行くだけで意外と早く出れました。


 そのあとは左洞に行きました。左洞は比較的暖かく、中に入るほど温もりを感じていいなって思いました。最奥にはリムストーンプールがあり、とても綺麗でした。まさか明日、これ以上のリムストーンプールが見られるとは予想だにしていなかったのです。そして帰ろうと思っていたら現幹事長があるところに連れて行ってくれると言って一年生たちをちっちゃな池に連れてってくれました。ここは実は現幹事長が昨年落とされたという因縁のある場所で特に長靴勢は水が長靴にたまり、足が上がらず登りづらいところでした。僕は一回で登ることができたのですが、Sちゃんと勝負師はなかなか登ることができず苦労していました。

というのも妨害行為が横行していたので足の引っ張り合いでなかなか登れなかったのです。ここで10分くらい時間を潰した後に洞口から出ました。

 

 そしてタオルなどを持っていたので待ちに待ったお風呂に行きました。何日ぶりの温かいお湯だろうっていう気分でルンルンな思いで行きました。いい湯加減で本当に気持ちよかったです。ここで勝負師に事件が起こりました。元幹事長と僕が最初に湯船に浸かっていたのでわかったんですけどここには電気風呂なるものがあってこれがすっごいビリビリくるのです。なんと勝負師はこれに近づいてしまったのです。すると体が動かなくなってこっちサイドはよく耐えてんなって思ったんですけど実は違ってビリビリきすぎて動けなくなってしまったのです。なので急いで救出しました。(めちゃくちゃ笑いました。ちなみに同刻、女子風呂ではKさんが他のお客さんがいるのに気づかず叫びながら風呂に飛び込んでたそうで、地底研のこういうところが大好きです。By元幹事長) 



 僕はそのあと、サウナに入ってゆっくりしてました。冬に行った岩手のサウナは結構熱めに温度が設定されているのに対してここのサウナは低めに設定されているので入りやすかったです。でも長時間入っていると温まってちょうどいいくらいになりました。そのあとは元幹事長がお手製唐揚げを夕食として出してくれるというので買い出しに出ました。その時に迷ったのが鶏肉の量なのですが、7人で3キロ買いました。まあまあ多いですよね。山口のジャンチキほどではないにしろこの量を食べるのはちょっと無理かな?とも思っていた自分がいました。その後、宿舎に戻って、いつも通り現幹事長がご飯を炊いてくれて唐揚げの準備に取り掛かりました。僕は料理はあまり上手くないので包丁さばきが下手だったのですが、コツを掴むと意外と行けることに気づきだんだん上手くなっていきました。そして唐揚げを揚げ始めて出来たてから食べ始めました。そしてそれにつける用の特製ソースも作ってくれてとても美味しかったです。合宿ではあまり唐揚げを食べたことがなかったのでこんな簡易設備な中でもこんな美味しいものが作れるのかとびっくりしました。とはいうものの全部は食べきれず、明日の朝食べればいっかということで、10個ぐらいを残して明日に回しました。そのあとはおしゃべりなどで時間を潰して寝ました。



7日目(3月15日) 銀水洞 (約2100文字)

 この日は銀水洞に行きました。実はこの洞窟は元幹事長から聞くにとんでもないリムストーンプールがあるという情報があったので初日から楽しみにしていました。そして銀水洞には川が直接流れ込んでいるという情報もあったので増水してはまずいのでは?と思いながら過ごしました。(この日は前々から雨が降る予報だったので)そしたら実際に3〜4ミリくらいの結構まとまった雨が降っていました。


 この日は寝坊してしまい、8時くらいに起きてしまいました。実はこの日は雨が結構降っていて寝袋からでれずにいたのです。本当に申し訳ないです。あれだけ寝坊しないと誓ったのに… そして起きたら手間のかかるご飯ができていて昨日の唐揚げと一緒に食べました。冷めていても美味しくいただきました。そしてその勢いで雨の中、銀水洞に向かいました。僕は新しいつなぎを着てほぼ着替えなしで現場に到着したので大丈夫だったのですが、あの雨の中絶対着替えたくないなって思いました。みんなすごいです。


 そして銀水洞へのアプローチを開始しました。銀水洞までは結構わかりづらくて覚えづらそうでした。自分は来年まで覚えてられるか?? そしてアプローチの道もなかなかの隘路で濡れていたのも相まって歩きづらかったです。そして洞口まで到着すると言っていた通り川の水が流れ込んでいてこの水流に合わせて進めばいいのか、と思いました。そして入洞しました。すると入ってすぐにうなぎを発見しました。これは今夜の食料にするぞっと食料を追い求める原始人ばりのテンションで捕まえにかかりましたが、逃してしまいました。そしてその先の道は結構広いところや水をかぶるところやら色々なところがありましたが、大体は通りやすかったです。そして水流に沿っているので道もわかりやすかったです。

 なんだかんだ歩いているうちにとんでもなく綺麗だというリムストーンプールに到着しました。ここはたしかにとんでもなく綺麗で僕はミラーレスカメラを持ってきていたのですが、それで撮りたくなるようなとんでもない絶景でした。世界中探してもそうそう見つからないような絶景に心を奪われていてこんなに綺麗なのかって驚きました。そしてみんなリムストーンプールにライトを置き、地底研ライトアップをすると全面のリムストーンプールが明るく浮かび上がりこれまた綺麗でした。ミラーレスカメラを上から撮ってみた写真はまるでこの世のものとは思えないほどで汚されていなくて本当に綺麗でした。


 そしてさらに洞窟を奥へと進んでいくとお化けのようなでっかい鍾乳石がありました。こんなに大きいのはみたことがなかったです。そしてそれを通り過ぎると登りにくい鍾乳石が出てきてそこを登って降りると水深のある水が出てきます。そのあと、ロープがあり登るとそこが今回のゴールとなっていました。ゴールは昼食が食べづらいので少し戻ったところで昼食を食べました。そしてきた道を帰ったのですが、Sちゃんと僕が爆速で帰ってしまい、あまり後ろを確認していなかったことをお詫びします。申し訳ないです。予想以上のスピードで帰ってきたのですが外に出ると雨はほとんどやんでいて陽が少し差し込んでとても心地よかったです。





 そしてみんな各々片付けや着替えをしてそのままお風呂に向かいました。今回の合宿でやっぱお風呂って最高だ!ってつくづく思いました。そしてその足で沖永良部島の名所である日本一のガジュマルを見に行きました。日本一のガジュマルは小学校の中にあり、とても大きかったです。縦に高さはあまりないのですが、横への広がり方がすごくてとても荘厳でした。この小学校には面白そうな遊具があったので紹介したいと思います。まず、爆速すべり台。この爆速すべり台は名の通りほんっとに早いです。高さは10メートルを超えるくらいで傾斜も普通のすべり台と同じくらいという小学生からしたら殺人兵器だと思います。そのくらい速いです。もう一つ、これは普通の登り棒だったのですが現幹事長と僕が叫びながら登ってたら不審者に思われたのか、小学校一年生の男子に「こんにちは」と大人ばりの対応をされました。少し恥ずかしかったです笑 そしてその小学校に別れを告げてキャンプ場に帰りました。この日は現幹事長特製のミルフィーユ鍋でした。これも多すぎる野菜とお肉でお腹を満たしてくれてなおかつ美味しかったです。毎日毎日美味しいって書いてると思うんですが、本当に美味しいのです。地底研に料理下手いない説は明日の僕と勝負師にかかっているなって本当にプレッシャーでした。この日も宴を開いておしゃべりをして寝ました。



8日目(3月16日) 大山水鏡洞(約2400文字)

この日に行った大山水鏡洞は全長10000メートルを超えるという日本で二番目に長い洞窟らしいのです。そんな洞窟に入ったことはありません。僕はこれ、全部入るの?という疑問を持っていましたが、そんなことはもちろんなかったです。この洞窟は支洞がたくさんあり、こんなに長いことになっています。そしてこの洞窟には洞口が何個もあり、横穴から縦穴からマンホールまでいくつもあります。今回は横穴から入ったのですがいつかは縦穴から入ってみたいです。そのためにはSRTという特別な装備と技術が必要なのでこれを一刻も早く身につけたいです。そして支道にはクレイジー・ゴーゴー洞などという面白そうな名前の支道もあり、いつかは行ってみたいなって思いました。今回は第6洞の横穴から入りました。 


 この日に行った大山水鏡洞は全長10000メートルを超えるという日本で二番目に長い洞窟らしいのです。そんな洞窟に入ったことはありません。僕はこれ、全部入るの?という疑問を持っていましたが、そんなことはもちろんなかったです。この洞窟は支洞がたくさんあり、こんなに長いことになっています。そしてこの洞窟には洞口が何個もあり、横穴から縦穴からマンホールまでいくつもあります。今回は横穴から入ったのですがいつかは縦穴から入ってみたいです。そのためにはSRTという特別な装備と技術が必要なのでこれを一刻も早く身につけたいです。そして支道にはクレイジー・ゴーゴー洞などという面白そうな名前の支道もあり、いつかは行ってみたいなって思いました。今回は第6洞の横穴から入りました。10000メートルあるんだと思います。そして目的の洞口から入るとここも水が流れており、水の流れに沿って歩いて行きました。ここは銀水洞と似ているように感じ、水が流れているところ大きいところを歩いていくという感じでした。途中ところどころ支洞があり、行ってみたいなって思いながらも進みました。そしてしばらく歩くと石柱がたくさん立っている間に着きました。「石柱、綺麗だなぁー」って思っていると奥にさらに大きいものがあると言っていたのでとても楽しみになりました。 


 さらに進むと竪穴の洞口が見えてきました。竪穴はの洞口から見る景色はとても素晴らしく青々と茂った緑が神秘的なものを生み出していました。「洞窟からこんな景色を見れるのかー」という驚きの気持ちで進んでいくと本当に大きな石柱がありました。「どうやってできんだろう?」って疑問に思いました。なにせこんなに大きな石柱はみたことがありませんから。なので持ってきていたミラーレスカメラを構えて撮りまくりました。綺麗だったなー! さらに奥に進むとまた水に没している場所に着きました。完全に水没しているらしいので行きませんでしたが、大山水鏡洞はとても大きいことが魅力でそれに惹かれました。そして帰路に着きました。


 途中で昼食を食べてから石柱ホールに向かいました。そこで見た石柱はさっきほどではないにしろかなり大きいのですが、なんとCの字のように中に人が入れるほどの空間が開いていました。いくらか写真を撮り、来た道を戻り洞口から出ました。大山水鏡洞もとても楽しい洞窟で今回行った洞窟は全て素晴らしいとものでした。そして帰り支度をして宿舎に帰りました。この日は早く帰れて、しかも、とてもいい天気だったのでみんな海に入る気分でテンションを上げて寒さを吹き飛ばして海に入りました。でもやっぱり寒く、20分くらいで上がってしまったのですが、夏を先取りできた感じでいい気分でした。久しぶりにパーっと泳いでストレスも解消されて「海、サイコー!」っという気分でとても楽しかったです。


 そのあとは寒いということで砂風呂大会を行いました。Kさん、Sちゃん、現幹事長、元幹事長、そして僕で埋まったのですが砂とはいうものの寒すぎて「全然風呂じゃないじゃん!」って気分でした。まぁ、楽しかったのですがね。寒かったのでそのままお風呂に行きました。お風呂は期待を裏切らずいつも温かいので心の拠り所です。いい気分でした。そしてこの日は勝負師と僕の手料理の番。緊張の面持ちの中、料理を選びました。何を選んだかと申しますとネギスパです。希望が多かったのでベーコンと鮭を入れたのですが、これが吉と出るか凶と出るかとても不安でした。一方の勝負師はエビチリを作っていました。まさかの辛いもの被り… 今回の合宿は辛いものが多いなって思いながらもネギスパを作りました。材料は多分普通の家庭のものと同じだと思います。そして今夜が最後の夜ということで再び宴を催すために、個装やらを大量に買いました。


 そしてキャンプ場に帰る途中に田皆岬に寄りました。田皆岬とは毎晩キャンプ場では光が見えるのですが、それがこの田皆岬の灯台の光で毎日見えるのになかなか行けなかったものです。それが最終日にしてやっと見に行けました。そこは灯台と断崖絶壁が連なるところでした。時間的には夕方になってから行ったので夕日と海が相まってとても神秘的な景色でした。


 そして田皆岬に寄ったあとはキャンプ場に帰り、いよいよ夜ご飯を支度し始めました。最初はご飯から、ご飯は現幹事長直伝のレシピで作りました。個人的にはまあまあうまくいったと思います。実は年末年始の山根の合宿の時にコメ炊きに失敗しており、そのトラウマをうまく乗り越えられたのかなって思います。そして肝心のメインですが、勝負師は辛いながらもとても美味しくエビチリができていたと思います。実際、これは火をはく辛さでした。そして僕のはというと自分で言うのもなんなんですがまあまあ美味しかったです。意外と美味しく作れてみなさんからの評価も良くて嬉しかったです。これで地底研料理下手いない説がさらに有力なものとなってしまいました。


 そしてこのあとは宴を行って最終日ということもあり、3時まで飲み明かしたみたいです。まあ、僕は12時にダウンしたのですが... ということで楽しく盛り上がる話をしながら夜を過ごしました。ここは何度も行っている通り電波が届がないのでほかの合宿と違い、話すことしかできないのでこういうのはいいなって思いました。



9日目(3月17日) 沖永良部島→那覇(約1600文字)

 この日はついに帰る日です。もっと洞窟に入りたかったなって思う気持ちを胸にしまいながらこの日を迎えました。本当に充実していて楽しかった5日間、振り返ると色々な体験ができたなって思います。そして「この島とも今日でさらばか」という悲しい気持ちもありました。

ということで、朝です。朝日が顔を出す頃にこの日も目が覚めました。この日は納豆ご飯プラス余った調味料というなんとも贅沢なご飯でした。納豆ご飯は本当に10日ぶりくらいですごく懐かしい味がしました。その上に余ったネギを乗せたことでより一層風味が増し、「この二つは合うな、今度家でやってみよう」って思いました。そして豆板醤でケチャップでもかけ放題だったのでとにかく美味しくなるようにかけました。しかし、あまり新しい味には出会えませんでした。


 朝ごはんを食べたあとは各々の片付けやテントの片付け、キャンプ場の炊事場の掃除などをチャチャっと終わらせて帰路につきました。片付けでひとつ思ったのが行きより明らかに荷物が軽くなっているということです。何か忘れ物をしているのかと疑いたくなるような軽さでしたが気にせずに荷物をまとめました。そしてこの時は元幹事長、Sちゃん、勝負師の3人と現幹事長、メガネ先輩、Kさん、僕の4人に分かれてそれぞれのことをやりました。焼却場に行ったり郵便局に行ったりして最後にはおなじみのRICマートに行ってサーターアンダギーなどの名物を昼に食べようと買いました。そしてレンタカーを返して何事もなく船に乗りました。帰りの船は行きの船よりも豪華でびっくりしました。なんと帰りの船にはエスカレーターが付いているのです。これはたまげました。「最先端のフェリーや!」っという気でとても居心地が良かったです。寝るところも頭がちゃんと区切られていてあまり寝顔を見られないという利点を兼ね備えた船でした。そして中も豪華絢爛な階段があり、サスペンスではこういう船で殺人事件が起こるのだなって思いながら乗っていました。


 フェリーに乗った半分くらいの時間は寝ていたのですが、起きていた時間はご飯を食べたりしました。行きは僕は500円のハヤシライスを勝負師は牛丼を食べたのですが、帰りはメニューが増えており、カルビ丼なるものが存在していました。なので二人でカルビ丼を食べたのですが、とても美味しかったです。フェリーの飯ってこんなに美味しく作れるんだって思いました。そして展望デッキに出ると風が心地よく吹いていて気温もちょいどいい感じでいい感じでした。


 その後、19時に那覇港につき、その足で宿泊施設に向かって荷物を置きました。そのあとは念願のステーキが待待っていました。ステーキは何ヶ月ぶりだろうってくらい食べてなくて今回、久しぶりに食べました。そしたらすごく美味しくて肉汁が飛び出してきてかみごたえもあり、大満足でした。そのあとは宿泊施設に帰り、ゆっくり過ごしました。そして、宿泊施設のには色々な人がいたので話を伺ったところ、洞窟探検にも負けず劣らずのびっくり話が何個も飛び出してきて羨ましい気持ちになりました。


 そして僕は眠くなかったので、夜の那覇を探検に行きました。夜も結構騒がしくて、「さすが、沖縄だ!」って思い、このことで眠らない街であることを確信しました。そして僕が帰ってきたのはもう1時を過ぎていたのでもうみんな眠っているかなって思ったら現幹事長が次の日提出のレポートを書いていました。今合宿では現幹事長は洞窟との戦いでもあり、レポートとの戦いでもあったのです。本を一生懸命に読み、レポートを完成させるまでは大変な苦労だと思います。次の日、終わったのでなんとか間に合ったみたいですけど、お疲れ様でした。というわけで就寝しました。



10日目(3月18日) 那覇→東京 (約1500文字)

 この日がいよいよ最終日です。この日は那覇から東京に帰る日でもあると同時に沖縄観光も行いました。

 僕はこの日は珍しく早く起きてしまいました。6時くらいのことです。実はこの時にメガネ先輩は朝早い飛行機に乗るためにすでに那覇空港に行ってしまいました。またいつ会えるかもわからないのでちゃんと挨拶しとけばなって思いました。そしてシャワーを浴びてこんなことを思いました。朝シャンはとても気持ちがよく、今まで夜にお風呂に入る派だったのですが、最近朝派に傾倒していってきて髪さえ乾かせれば朝派にするのになっていうところです。


 そしてシャワーを浴びたかとは一人で散歩に出かけました。僕は本当に散歩が大好きなんですよね。暇さえあれば散歩に出てしまう散歩マスターというべきでしょうか?そのくらい散歩の頻度が高いんですよね。特に朝の散歩なんかは気持ちいいですよ!ということで近くの公園や国際通りなんかを巡りながらお散歩をして宿泊施設に帰りました。するとKさんとSちゃんはもうすでに起きていて宿泊施設に住み着いているホストの話を聞いていました。ホストの話を聞くこと自体、初めてだっので少し興味が湧きました。なので途中から僕も聞いていたのですが、ここに泊まっている人はみんな面白いなって思いました。色々な話が聞けて良かったです。


 そしてその後、続々と起きてきて7時半くらいに宿泊施設をでました。そしてレンタカーを借りて美ら海水族館に向かいました。っとその途中でメガネ先輩から連絡があり、「飛行機が6時間遅延したからキャンセルして観光に連れていって欲しい!」っときたのです。もちろん、大歓迎でした。ということで7人全員で観光することができました!その途中の車の中では地底研でおなじみのマリーゴールドなどを聞きながら向かいました。本当にマリーゴールドは地底研ロングヒットソングなのです。そして途中でチケットを買って美ら海水族館に到着しました。


 美ら海水族館はジンベイザメが有名で、本当にこんなに大きな魚がいるんだなって思いながら進みました。ほかの魚たちもとても幻想的で楽しかったです。特に僕はクラゲが好きでクラゲは何時間でも見ていられるという魅力を兼ね備えた素晴らしい生き物だと思います。そして元幹事長、Kさん、僕はお土産を買ってイルカのちょっとしたショーに向かいました。メガネ先輩、現幹事長、Sちゃん、勝負師はイルカのショーに直行して見てから僕たちと合流しました。


 そのあとはハンバーガー屋さんに向かって美味しいハンバーガーを食べました。そこで沖縄の名物の「ルートビア」を飲んだのですが、これが賛否両論の味でドクターペッパーの医療感を足した感じで湿布的要素もあるというものなのですが、僕やメガネ先輩は美味しいと行ってごくごく飲んだんですけどほかのみんなの反応が微妙で少し悲しくなりました。


 ハンバーガーを食べたあとは古宇利島に向かいました。古宇利島は島まで向かう橋がものすごく綺麗でここでパシャパシャ写真を撮りましたが、あいにくの悪天候で暴風雨状態だったのです。しかし悪天候を感じさせないほどに海は澄んでいてびっくりしました。そしてメガネ先輩を首里駅で見送って帰路につきました。メガネ先輩までの飛行機はギリギリだったのですが、なんとか間に合ったみたいで良かったです。

 そんなこんなで国際通りでお土産を買う流れになりました。ここで大量のお土産を買って僕も飛行機の時間が迫っていたのでみんなと別れました。生田キャンパスにいる人とは大体、いつでも会えるのですが、他キャンパスの人とはなかなか会えないので悲しみや寂しさもありながら、別れました。飛行機は無事に乗れてそのまま羽田に帰りました。


今回の総括

今回の流行語:ミク先輩の「わかんない」

でした。この言葉はなんど言われたかわからないほど言っていました。多分、計80回くらいは言ったのかな?


 今回の合宿はどの洞窟も水が張っており、こんな洞窟があるのかっと初体験でした。とてもいい経験でした。まあ3月ということもあり、水は冷たかったですが笑 個人的にこのような洞窟は好きです。そしてどの洞窟もスケールが大きいなって思いました。二次生成物のスケールが僕が行ったほかの洞窟よりも本当に大きくてびっくりしました。こういう魅力も相まってとてもいい経験でした。また、絶対来年も行きたいと思いました。沖永良部島の洞窟は自分的にすごく惹かれます。そして今回助けていただいた先輩方、ありがとうございます。ここで感謝を述べたいと思います。

ということでここまで読んでいただきありがとうございました。多分、すごく読みにくい自己満文章だったと思いますがありがとうございました。



❀元幹事長からのメッセージ❀

 出洞後地面に寝っ転がって暖まったり、海で泳いだり、冷たいシャワーを叫びながら浴びたり、焚火で暖まったり、月明かりを頼りに海辺を散歩したり、朝4時すぎにトイレに起きたら星がきれいだったり、みんなで飯を作りあったり、免許取りたての後輩の車に乗って叫んだり、そんな合宿にもうほとんど参加できなくなると考えたら泣きそうになりました。実は今回の合宿は参加するかどうかを少し考えたり、とある後輩の顔を見たくなかったり、出発当日に他の合宿の渉外をしたり、そのあと荷造りを始めたり、他人のために働いた結果、1万円を手にするチャンスを逃したり、ジャングルブーツを買い損ねたり、後輩に会いたくなかったりと始まる前にストレスやイライラでメンタルがぼろぼろでしたが素晴らしい仲間のおかげでとても楽しい合宿になりました。ありがとうございました。何度も行ったことのある岩手の穴とは異なり、いつもより不安3割増しでCLをやったわけですがSLのメガネ先輩(同期)のおかげで何とかなりました。実際彼なしではこの合宿は成立しなかったと思います。ありがとうございました。


~ブログ管理人からの一言~

 もともと、今回の合宿は、私が来年参加できない可能性が高いので先輩に無理を言って、つれて行ってもらったのが始まりでした。ですから、先輩に申し訳ない気持ちがとても強かったのですが、楽しんでいただけて何よりです(^^♪

 

 堕天使君も超大作のブログを作成してくれるところを見ると、楽しんでくれたのかな?と思いました。

 地底研究部に入って半年と2か月、一番見たかったリムストーンプールを見ることができて大変素敵な合宿でした。こんな体験ができるのは大学生のうちのこの一瞬しかないのだろうなと思うと悲しい気持ちにもなったりもしますが、そんなことを思っている時間ももったいない!と、今では思います。

 少しでも自分と同じような気持ちになってくれる後輩が多くいるとうれしいなと思いつつ、このブログの終わりとさせていただきます。

 ご拝読ありがとうございました(^^)




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